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2007年1月16日 (火)

備えなくて、アタフタ

喪服。

学生の間は、制服で参列するから特に揃えておかなくても、問題はない。

けれど、卒業して社会に出たら、必需品。

19の秋、祖母が他界したときは困りました。

まだ成人していなくて、祖母も元気で亡くなると思っていなかった。

喪服のことなど全然頭になかったので、持っていませんでした。

亡くなったと知らせを受けて、アタフタと駆けつける身支度。

当面の着替えと、母の喪服。数珠。黒のストッキングにパンプスなどなど。

あれ? 私は何を着ればいいの?

その頃、好んで明るい色目のものばかり着ていました。

地味な平服がない!

なんとか地味な平服になりそうなものは、黒のニット上下。

ニットかぁ、でも他にないからしょうがないか。後で考えよう。

(本来、ニットはカジュアル過ぎるので、平服といってもふわしくありません)

結局、駆けつけてから考える時間などなく、そのままニットで通夜、葬儀。

親戚はみんな「いいよ。大丈夫だよ」「まだ子供なんだから」

と言ってくれるものの、ばつ悪かったです。

19って「いいよ」の範囲の年齢かしら? と。

葬儀後、これからも必要なものだからということで、買いに行きました。

作法、ルール、しきたり。

いろいろあります。意味があります。大切なことだと思います。

が、何もかもきっちりかっちり、完璧にしなければならないことだとは思いません。

マナーでいちばん大切なのは「思いやり」ですから。

ひとを不快にさせない、相手を思う姿勢。

それを示すために、かちっと完璧でなくても、知っておくべきは身につけ、

用意できるものは、用意しておく必要はある。

それをしみじみ実感する失敗談でした。

知り合いのお通夜で、トレーナーにジーパン姿でお焼香にきた人を見たことがあります。

通夜は訃報を知り、駆けつけるものですから、

喪服がすぐに用意できなければ、地味な平服でかまわないのですが。

平服ならなんでもいいわけではない。

そのひとは、よほど慌てて動揺していたのかしれませんが。

最低限の備えは、大切です。

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コメント

学生の時は学生服でOKでしたが、成人してからは喪服ですね。会社関係ではお通夜は家に帰れない場合があるので、男性(直接員)は作業服のまま出席します。間接員の人は家に着替えに帰りますが、時間の無駄だと思います。でも最近はほとんどの方がお通夜でも喪服で来られているようです。
地域地域で色々しきたりがあるので、難しいですね。
おしゃれな女性社員は、夏用・冬用と喪服を買って、アクセサリーやバッグにも凝っている人がいますが、それも“身だしなみ”なのでしょうか?私は1着しか持っていません。人それぞれ考えも違うけれど、要するに蓮さんの言われるとおり基本は「故人や遺族への思いやりの心」だと思います。

投稿: グッピーちゃん | 2007年1月17日 (水) 08時47分

喪服は結婚したとき揃えましたが
ほとんど出番がなく、最近着るようになってきたところです。

学校を卒業してから、喪服を揃えるまで
って困りますよね。

お通夜にジーンズはちょっとね。。
蓮さんの記事を読んで「気を付けなければ!」って
思いました。

投稿: 寝起きのパンダ | 2007年1月17日 (水) 20時41分

グッピーちゃん、こんばんは。
会社関係の作業服は、制服と捉えられると思います。
一般的なものしか認識していませんが、地方色というものはありますよね。
勉強したいと思います。各土地土地の歴史であり、意味があると思いますし。

私も喪服は1着しかもっていません。ワンピースにジャケットがついているので、
夏・冬をそれとインナーで調節して使いましています。(真冬は辛い!)
お知り合いの女性は、身だしなみというより、きっとおしゃれに強いこだわりがある方なのでしょうね。
すみません、喪服にこだわりがない私です。


寝起きのパンダさん、こんばんは。
もう少し後でいいかなぁと思っていましたし、祖母がいなくなってしまうなんて考えていなかったので、
大慌てでした。
出番のきてほしくない服ですが、やはり揃えておかないといけませんね…。
見かけたジーンズ姿は驚きました。よほど慌てていたのかもしれませんが。
後で気づいて困ったかもしれませんね。

投稿: 蓮 | 2007年1月17日 (水) 22時52分

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