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2006年12月22日 (金)

恐怖のシンキングタイム

昨日の夜、23時過ぎに更新しようと思ったら、なんだか画面がおかしい。

また、パソコンの故障かと怯えたら、ココログのメンテナンスの問題だったようで。

遅くに直ったようですが、睡魔に従って、更新を今日にまわし、眠りました。

強面のひと。怒鳴り声をあげるひと。

特に怖くないです。ムッとするだけ。

(あ、怒鳴った。怒鳴ったら怖くて思い通りになると思ってるんだ)

と、スーッと気持ちが引く。威嚇されても、納得できなければ、

「うん」とも「はい」とも言いません。

むしろ怖いのは、静かなひと。

後ろめたいことがなくても、なんとなく、ミスをしないようにしなきゃとか、

私、おかしなところはないかしら? と自分の内外を頭の中で点検したりと、

オタオタしてしまう。

なぜかしら? と考えてみると、子供の頃の環境にありました。

怒鳴り声、は置いておいて、静かなひとが怖いわけは。

母の叱り方にありました。

普段はノリがよくて、おもしろい人ですが、私がよくないことをしたときには…。

まず、低く、静かな声で名前を呼ばれます。(叱られる合図)

「お母さんが、何を言いたいか、わかる?」

原因をわかっているときは、「~~だから」と、自分が叱られている理由を言うと、

「わかっているのに、なぜやるの?」ときます。

答えられるわけないですが、話をしなければなりません。

わかっていないときは、「わからない」と答えると、

「考えてごらん」と、私自身に行動を振り返らせます。

シンキングタイム、スタートです。

その間、母はこちらの答えをじっと静かに待っています。

3つ、4つの頃からです。

まずは自分で考える。出した答えに補足が必要なら、母が説く。

こら! バチン!

で、痛い! ムカッ! なら、駄々もこねられたのですが、

今まで、母に手をあげられたのは、すごく聞きわけがないときや、

ここはきっちりわからせておくべきと、母が判断したときだけ。

しかもほんの数回だけ。

ある程度の年からは、叱られても、うまく自己主張する術を身につけ、

反論するようになる。そうすると、我が出て、ムッとすることもある。

でも、小さい頃は、その余裕がないので、低い声で呼ばれたときの、

シンキングタイムは恐怖でした。

もうひとり、兄。

怒鳴り声を聞いたことがない。怒られたことがない。

私が10代の頃。頭にきたことがあって、母にバーッと話して聞いてもらっていると、

静かな口調で、「そんなに怒ると身体によくないよ」。

少々キツイ口調で冷たいことを言うと、「ダメだよ、そんなこと言っちゃ」

「なんでそんなこと考えるの」と、静かに悲しそうに言う。

カリカリしていた心がしぼみます。とっても悪いことをした気分になり、

自分を省みるシンキングタイムに入ります。

それを見て母が「あはは、猛獣使いとライオンみたい」と笑う。

ライオンって、私? 女の子に失敬な! 確かにしし座だけど、と思いました。

こんな環境だったので、静かなひとには敵わない、と思う。

静かなひとに出会うと、コソーッと襟を正すように、

なで肩のなよっちいライオンは、調教されました。

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コメント

こんばんは!
怒鳴ったり、手を上げたりするのって
(しつけ)じゃないんですよね。
自分が腹立たしいから、頭に来てるからするんです。
(実感)だからこそ穏やかに諭すお母様、すごいなって思います。
まだまだ母親修行中の私、こんなお話また聞かせて下さいね☆

投稿: 寝起きのパンダ | 2006年12月22日 (金) 21時16分

寝起きのパンダさん、こんにちは。
とにかく話し合い、話し合いな家なので、どんなに幼いときでも、
言い分はきっちり聞いてくれたので、そこはありがたかったです。
が、穏やかというより、ホントに怖かったです(笑)

投稿: 蓮 | 2006年12月23日 (土) 10時54分

私は両親によくたたかれました。結構大人になってからも!
手をあげるのって、自分(怒る方)に腹が立ってはがゆい時もあるんだと大人になってわかりました。
今だったら、虐待だと言われそう。でも体罰はある程度必要だと思う私です。

投稿: グッピーちゃん | 2006年12月23日 (土) 21時46分

グッピーちゃん、こんばんは。
ここぞというときに、バチン!だと、今、自分がものすごくよくないことをしたんだ、と強烈に知ることができますね。世のお母さんたちは、きっとその見極めを考えながらなのでしょうね。
ただ、ときどき、街中で、叱るとか、怒りとか、はがゆいを通り越した、理不尽に子供を叩いている女性を見ると、やはり腹が立ってしまいます。

投稿: 蓮 | 2006年12月25日 (月) 00時15分

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