« とか? | トップページ | 何のために走るのか »

2006年11月29日 (水)

粋な女に

先日、久しぶりのお電話が。

去年、お稽古に通っていた着付け教室の先生からでした。

「どうしてるかなぁと思ってかけたのよ」と。

ご無沙汰していることをお詫びし、他愛ない話をしました。

お教室には、自分で着物が着られるようになりたくて通いました。

初歩の基本科だけにしようと思っていたのですが、おもしろくて。

どうせなら、もっと極めたい。

しかし、月謝が上る。金銭的余裕がない。

他にもいろいろ学びたいことがあり、図書館を利用したりして独学中。

次の科へ進むのは保留していましたが、1年経つ。休学は1年まで。

「今、余裕がなくって。もう、1年経つからダメですよね」とため息。

「それはなんとかなると思うのよ。始められるようになったら、相談しましょう。

気にしなくていいから、お教室に遊びにおいで」

そう言って笑ってくれました。

「実は、まだ通えそうにないから、なかなかお訪ねできなくて」と言ったら、

「いいの、いいの。お茶飲みにおいで~」とさらに笑う。

最後にお会いしたとき、落ち込んでいて、先生に、自分の中にある不安や弱音を、

吐露していました。

そのことを覚えていてなのか、

「あなた、電話の声も明るし、元気でやってるのね。良かったわ」とひと言。

あとは何も聞いてこない。

個人でやっているお教室ではなく、大手の教室だから、

次々先の科へ進ませるように言われているのではないか、と思います。

でも、先生は「押し付けは嫌」だから、一切なさらない。

ありがちな着物の売り込みも1度もされていません。

それはそれで、風当たりがあるのではないかと思います。

でも、いつもサバサバしている先生。

縁があって知り合えて、お教室であったひとたちと友達になっていく。

人と人とのつながりを大事にしたいの。輪を作りたいの。

そう仰っていました。

かっこいいなぁって思います。

先生くらいの年齢になったとき、ひとにさりげない気遣いとやさしさを注げる、

粋な女になりたい!

できれば、ピシッと着物が様になっていたい。改めて思いました。

|

« とか? | トップページ | 何のために走るのか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55128/4361080

この記事へのトラックバック一覧です: 粋な女に:

« とか? | トップページ | 何のために走るのか »