« 三つ子の魂? | トップページ | ゆっくり奮闘中 »

2006年9月 5日 (火)

あたたかな道路を

久々に自転車で転倒。

車道と歩道の段差に対して、ハンドルの加減でタイヤが平行になってしまい、

キュッと曲がってしまったのです。

こんなときに限ってハイヒール。うまく受身がとれませんでした。

ひねった足にイラつきながら、この国の道路はずっとこのまま変わらないのかな、

と考えました。

ハタチのときに、少しだけボランティアをしていたことがあります。

そのとき、福祉コーディネーターの方に勧められて、ボランティアの講座を

1週間受けました。最終日に、障害者通所施設で実習。

20人ほどのボランティアがいたので、人手が足りるからと、急遽、

散歩に行くことになりました。

生まれてはじめて車椅子を押しました。

押すのがヘタなせいで、乗り心地を悪くしたらどうしようと、おっかなびっくり。

15分もすると、なんとなく加減もわかってきて、ホッとしましたが、

かわりに驚く発見。

振動です。

車椅子を押している手に伝わる振動。

どんな道にも多少の振動がかかるのはわかります。

普段、歩いているときにはまったくわからないアスファルトの道路。

でも!

毎年掘り返される道路。細かくボコボコになっている。

手に伝わる振動がかなり大きいので、

車椅子で全身にかかる振動はいかほどのものか。

講習の帰り道、あちこちキョロキョロ見回しながら歩いてみる。

アスファルトのデコボコが多い。

車道と歩道の段差が高い。

日本の道路の段差は高い。先進国では、日本のように段差はつけないと、

以前ニュースで見たように記憶しています。

ハタチのとき、道路の整備がやさしくないことに驚き、今回、

自転車で転倒したことで、あれから何年もそのままであることに気づく。

同時に、道路の整備状態を知ったにも関わらず、何年もそのことを忘れていた

自分に情けなくなりました。

みんなで考えること。問題意識を持ち、その感覚を維持するためには、

習慣づけないと。と、考えた学生時代を思い出しました。

高校の卒業論文で、教育について書きました。その中で、

週1時間でもいいから、福祉の時間(道徳ではなく)をつくったらどうか、

市町村の行政と協力して、老人ホームや障害者施設と過ごす時間を

つくったらどうか。

そういう時間は生きた教育になるはず。

思考すること、思いやり、人はみな違うことを学び、尊重を覚えるのでは

と書きました。

残念ながら、文章力不足か、先生には伝わらず、

「福祉は大切ですね。でも、誰もがやる必要はないです」

と、一笑に付されてしまいました。

学生時代から離れ、今の教育現場がどうなのかわかりませんが、

今でも、論文に書いたことを願います。

|

« 三つ子の魂? | トップページ | ゆっくり奮闘中 »

コメント

おはようございます!
お怪我はしませんでしたか?
私も自転車には毎日乗っているので
何度も「ヒヤッ」としています。
段差では、衝撃を受けたくないので
必ず体を浮かせます。

福祉の時間は、賛成です。
世の中、健康な人だけではないと意識
するのは日テレの「24時間テレビ」
位なんですから。。 

投稿: 寝起きのパンダ | 2006年9月 6日 (水) 08時17分

寝起きのパンダさん、こんばんは。
ありがとうございます。20分くらいは痛いな~と思っていましたが、気づくと痛みも消えていました。

福祉の時間、実現してほしいと思います。意識を持つ、知る機会が、日常の中であまりに少ないですよね。大切なことを遮断されていることが怖いなって思います。

投稿: 蓮 | 2006年9月 6日 (水) 23時00分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/55128/3334224

この記事へのトラックバック一覧です: あたたかな道路を:

» 老人ホームとは [介護について考える]
突然のトラックバック失礼します。よろしければ老人ホームについて情報交換しませんか? [続きを読む]

受信: 2006年9月26日 (火) 10時41分

» 高齢者住宅・老人ホームについて [健康情報]
高齢者向けの住宅は、バリアフリーに対応した普通住宅から、食事などの日常生活サービス提供にとどまらず、介護・看護サービス・医療面でのサポート・必要なリハビリテーション等が受けられるものまでとても幅広く存在してとても便利になりました。 [続きを読む]

受信: 2006年10月 4日 (水) 10時15分

« 三つ子の魂? | トップページ | ゆっくり奮闘中 »