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2006年5月 9日 (火)

ほんのささいなことだけど

連休中に、祖父母のお墓参りに行ってきました。

お墓参りの後、親戚の家へ移動。昔話に花を咲かせました。

家には、鏡台や桐の箪笥などが、祖母が生きていたときのままになっています。

それらを見ていると、生前の記憶が甦る。

子供の頃「将来はおばあちゃんのようなおばあちゃんになりたい!」が口癖で

お手本でした。

ちょっと近所へ出るだけでも鏡台の前に座り、さっと髪に櫛を入れる。

特別よそいきにするわけではありませんが、家にいるときとは別のものに

着替える。

晩年は腰が曲がってしまいましたが、姿勢のよい楚々とした佇まいは

昔の女性ならではでしょうか。

内面も、とても愛情深い人だけど、腹八分で接し、入り込まないし、

入り込ませない。人との関わりに絶妙な距離感を持っている。確かな

プライドがあり、好奇心旺盛で社会への関心も高い。それでいて最後

まで奥ゆかしさや恥じらいなど、女性特有の可愛らしさも保っていました。

なんだか思いきり身内を褒めてしまいましたが、以前、昔の日本映画の

女性たちのあり方、たしなみについて書きました。

今思うと、祖父母を通して、実際にそれらを感じることができたのだと思います。

マナー、教養、たしなみ、女性らしさ。何ひとつ仰々しいことではなく、

ほんのささいなことにあるのだと気づかされた休日でした。

一歩ずつ祖母や昔の女性たちに近づきたいと、とりあえず、

まずは形から

ということで、箪笥から少々いただいてきた着物を纏ってみるのでした。

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