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2006年4月14日 (金)

幻のお菓子

エレベーターが開く。

左右をキョロキョロして文字を探す。

六花亭、六花亭

ようやく探し当て、お目当てのバターサンドホワイトチョコレートを手にする

瞬間に幸せを感じます。

年に2度。運がよければ3度。デパートで「北海道物産展」があるときにだけ

食べられるからこその楽しみ。

「お取り寄せ」という方法を使えば食べたいときにいつでも食べられるけれど、

自分でそれは禁じ手にしています。

なぜか、それは…

子供の頃、父が北海道に出張したときに買ってきた六花亭のホワイトチョコレート。

この世にこんなに美味しいものがあるのかと思うほど感動。

また子供の頃、我が家では普段あまりお菓子を食べてはいけない、

ケーキはクリスマスと家族の誕生日だけ。ジュースは祖母の家に行った

ときだけと決まっていたのです。誰かが誕生日でケーキが食べられる日

が近づくとソワソワ。待ちに待って食べるケーキは、たまらなく美味しい

ものでした。

今は特に決まった日でなくてもケーキを食べるし、ティータイムに合わせた

スイーツを食べる。雑誌で評判と聞けば食べてみる、という感じでいろいろ

と美味しいものを食べています。

しかし、8年前に北海道へ行ったとき、六花亭に再会して子供の頃の感動

を思い出す。反省しました。

食べられるのを待つ間のワクワクした気分。消えてしまうのが惜しくて

一口一口しっかり味わいながら食べていた感触。満足感。

美味しいものを食べ慣れてしまった今とは有難みが違うんですね。

当たり前と捉えてしまうと、そういう幸せにそっぽ向かれてしまう。

大好きなものが幻のお菓子になってしまう。

そう思い、「年に2、3度だけ」と飢餓感を自分に課すことにしたのです。

物が溢れ、便利すぎるくらい、便利な時代。

これは食べるものに限りませんね。

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コメント

蓮さん、こんばんは。
確かに、おいしいものでもいつも食べられると、感動が薄れてしまいますね。確かに、これって、食べ物だけではないですね。。。 よ~く考えると、感動は神様に公平に与えられるもののようですね。

投稿: さとみ | 2006年4月19日 (水) 20時09分

さとみさん、こんばんは。
なるほど、素敵!
神様は公平に感動を与えてくださっているんですね。
感動は人次第、自分が気づけば制限なしなんですね。
そのことを教えていただいた今、嬉しくて感動です♪

投稿: 蓮 | 2006年4月19日 (水) 21時58分

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