今回は、ウェルカムエイジングの話をお休みして、夢の話をしたいと思います。
テーマは教育です。
そして、夢とは、地域の大人みんなで町の子どもたちを育む「域育」。
江戸時代の江戸の町では、
考え方、生きる姿勢、仕事ぶり、暮らしぶり、人との付き合い方、品格まで、
大人のあらゆる面が、子どもたちの手本となるようにしたそうです。
そのため、江戸の大人たちは手本となる「おとな」でなければならない。
町のどこにいても、いつ子どもが自分を目にしても、恥ずかしくない大人であることが大事。だから、常に自分を律し続ける。
これは、親だけではなく、寺子屋の師匠も隣近所の人も、町中の大人みんなが該当する。
子どもたちは、そういう大人たちのあり方を見て感じて、手本として学び取り、成長していくようになっていたらしい。
こういうシステムは現代にこそ必要であり、大いに活躍するものではないでしょうか。
核家族化といわれて久しい。
また、アパートやマンションで一人暮らしの単身者、独居老人が多く、
様々な社会問題に「孤独」というキーワードが出てきます。
ここには、人づき合いが希薄になり、うまく周囲とコミュニケーションがとれていないことが
見て取れます。
あまりにも孤独が蔓延しきってしまう前に、適度な人づき合いの距離感の勘所を取り戻せれば。
急には無理でしょうが、域育はそのあたりにも一役買う可能性を持っていると考えます。
もちろん、それはラッキーなオマケのようなもので、主たる目的は、日本中の子どもたち
(と、その親たち)のためですが。
オマケついでに、地域の治安を守るためにも一役買うはず! と思っています。
長くなったので、続きは次回に。
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